
目次
結論
Q:豊かで幸せな人生を過ごすにはどうすれば良いか?
A:健康に気をつけ、金を使うべきタイミングを見極めて、価値があると判断した場合は多少のリスクを取ってでも経験に対してコストを払う。
要約
◆なぜ若いうちの経験が大事か
人間死ぬ時には経験(思い出)しか残らないから。
→若いうちの経験ほど、思い返す機会やそれを踏まえて行動をする機会が増え、「記憶の配当」による利益を得られるから。
金を稼ぐことだけに費やした年月は二度と戻って来ないから。
→その時々の年齢でしか経験できないことがある。将来への備えはある程度しつつも、お金を使って経験する機会を増やすことが望ましい。
資産が増えた頃には、経験する上で必要な体力や年齢に制限がかかるから。
◆経験に必要なものは何か
健康
→体は資本。遊び、働くためにも健康は第一。
経験に払うコストを、それ以外のことに払うコストと比べて判断する力
→コンビニの100円コーヒー、あるいはスタバの500円ラテを平日20日毎日買うと、2,000円あるいは10,000円になる。2,000円なら美術館1回、10,000円なら小旅行の片道の特急券くらいに相当する。どっちがより思い出に残る使い方になるかなと考える力。
※もちろん、納得してラテマネーに使う分には何も問題ない。
リスクの判断力
→例:まだ家庭も持たず、大きな責任も背負っていない職歴の浅いうちに、長期の休暇を取り旅行をする等
(もちろん職場の気質にもよるが)
◆充実した人生を送るにはどうすればいいか
人生の残り時間を考える
→ほとんどの人は平均寿命まで生きる。何歳まで生きるか仮でも設定し、それまでにやりたいことをリストアップする。優先順位をつけ何歳までにやりたいかを当てはめれば、自ずと今何をすべきかがわかる。
→「ヨーロッパへ旅行するぞ」という目標があった場合、20歳・40歳・70歳で行くのにはそれぞれ行けるか否かがずいぶん変わる(体力、社会的地位や責任 など)
健康に気を使う
→繰り返すけど健康第一。元気があれば何でもできる。
時間を金で買う
→食器洗い乾燥機、ロボット掃除機、乾燥機能付きの洗濯機など。自分の時間単価(時給)を考えて活用すれば高い買い物ではない。時間単価を考えろと言っても、浮いた時間で休息したり、遊びに行ったり好きなことをすればいい。
感想
当たり前ではあるけど「金を稼ぐことだけに費やした年月は二度と戻って来ないから。」というのがブッ刺さりました。シコシコ働いて端金稼ぐよりは、その時間を他のことに使う方が良いですね。最近流行りのFIRE(経済的安定を充分確保した早期リタイア)より、ある程度働いてやりたいことやる方が幸せなのでは。
幸せは人によって様々ですが、豊か(物質的ではなく人生の彩りとして)であることは間違いないかな。
まあ自分も一時、死と隣り合わせの闘病生活を送った際に
「人間こんな簡単に死ぬんか。やりたいことさっさと済ませといた方がええな」
と思ったので、それからやってみたかったことには結構手をつけています。同人活動やったり、結婚したり、子供を授かったり。
今のところ充実しています。あとは起業をしてみたい。してみたい、と言ってるうちはダメですね。
「いつやるの?今でしょ!」
いつか流行ったこの言葉は真理ですね。