仕事ができる人の当たり前 西原亮 ダイヤモンド社
西原亮『コンサル時代に教わった 仕事ができる人の当たり前』

結論

要約

曖昧を排する

・「なるはやで」「できる限り」「いい感じに」などの具体性を持たない言葉は双方の認識の齟齬が起きてしまい、すれ違いが発生する。最悪の場合損失が発生する。

・分からない状態を分からないまま放置すると、時間の経過とともにリカバリが難しくなり、周りに迷惑がかかる。

無駄を省く

・「その作業ってどういう意味があるんですか?」など根拠を求めるやり取りの時間は、自己満足にすぎず、一切何の価値も生まない無駄な時間である。

・TODOで日々のやるべきことを細分化し、ゴールを決めて取り組む。

・自分に負荷がかからない楽な作業は、価値を生まず生産性がないので、やる場合は時間をかけない。

・作業をする前に、クライアント(取引するお客様、作業を依頼してきた人)と十分に擦り合わせをして、やった作業時間が無駄にならないようにする。

意見・仮説を持って情報のインプットとアウトプットをする

・自分の意見や仮説を持ってから作業に取り組む、あるいは上司など他人に質問することで、自分の認識と正解のズレを把握する。

・インプットを蔑ろにしない。特に仕事に対するフィードバックを得ることや、読書で知識を得ること。

・得た情報を活かせるよう、インプットと同様にアウトプットを大切にする。例えば読んだ本をA4用紙1枚に要約してまとめることができるようにするなど。

感想

1章の「考え方の当たり前」、2章の「コミュニケーションの当たり前」、3章の「チームワークの当たり前」は本当に当たり前すぎて何を今更というところでした。

でも当たり前すぎて少し”なあなあ”になってるところがあるのでは?と自問自答をしました。

6章の「ノート術の当たり前」と、7章の「インプットの当たり前」に興味があり、この2箇所が本書の購入動機でした。

でも7章の「本は1分以内に買え」というのは元から実践していたので「やっぱりそうか〜」となりましたね。

頭からお尻まで隈なく読まずとも、斜め読みだけでも問題なく理解できます。



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管理人について

仕事の傍ら同人活動を行う、一児の父兼会社員。絵や漫画を描く以外に一眼レフやプログラミングなど広く浅く手を出している節操なし。ブログ作りもはじめてで、参考書籍とにらめっこをしながらできあがる。

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