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還付
働くとお金(給料)が手に入り、同時に税金を払う義務が発生します(イヤですねぇ)。
皆さんの多くは、雇用形態を問わず何かしら労働をして賃金を得ている・得た経験があると思います。
ここでちょっと、年末のことを思い出してみてください。
年末に勤め先から数枚書類を貰い、保険料いくら払ったとか記入して提出しませんでしたか?
アレは「年末調整」です。
年末調整をすることで、その年に源泉徴収(※1)された所得税(※2)の過不足を計算し直します。税金を払いすぎていた場合、いくらかお金が返ってきます。これを「還付」といいます。
※1 源泉徴収:大ざっぱに言うと、給料から天引きで納税すること。
※2 所得税:1年間の給与にかかるクソみたいな税金。
税金の種類
お給料は「給与所得」というものに分類されます。
一方で特別な場合を除いて、同人活動で得た収入は主に「雑所得(※3)」というものに分類されます。
※(「開業届」を税務署に提出している場合はまた違ってきますが、それについては後述)
この雑所得にも当然のことながら税金がかかります。
「給与所得」は、あなたが年末調整の書類にちょろっと記入すれば、あとの手続きを勤め先の企業がやってくれます。
しかし雑所得にかかる所得税や住民税(※4)は自分で納税しないといけません。そこで「確定申告」です。
※3 雑所得:給与所得や事業所得等、様々な所得の中のどれにも当てはまらない収入にかかる税金。「原稿料などはこれに分類される」とよく説明されている。
※4 住民税:都道府県・市区町村に住んでるだけでかかる税金。これがあるから市民病院に行けたり水道が使えたりゴミ収集が行われる。
「出たな!確定申告め!」と思うかもしれませんが、そんな身構えなくても大丈夫です。私も最初は全く分かりませんでした。
次の記事で具体的に確定申告とそれに関する話をしています。
※この『同人活動とお金の話』は、専門書籍や専門ウェブサイトの情報に基づいて作製していますが、お住まいの地域の取り決めや法改正等により記事内容と異なる場合があります。必ず各自で最新の情報を確認してください。
※お勤め先によっては同人活動を副業と判断する場合があります。
※副業を行って良いかどうかは、各自お勤め先の就業規則を必ず確認してください。